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サワラの重さを量る漁協職員 |
和歌山市加太では先月から今月にかけて、 高級魚のサワラの水揚げが続いており、 活気づいている。
加太漁協に所属する漁師によると、 サワラがたくさん捕れ始めたのは昨年から。 おととし以前は、 年に数えるほどしか漁獲されなかったという。 サワラは水温の高い場所で漁獲される魚で、 漁協によると 「加太の水温が上昇していることも関係しているのでは?」 との声も。 また、 県は稚魚の放流は行っておらず、 水揚げ量増加の原因は実際のところは不明のまま。
近畿農政局農政事務所の田辺統計情報センターによると、 平成17年の県全体のサワラ漁獲量は、 70トン。 平成18年で87トンとなり、 加太でサワラが多く捕れ始めた平成19年はこれより多くなる見込み。 ことしも昨年に続く数値となりそう。
加太漁協では 「サワラがマダイに続く加太の名物になるにはまだまだ足りないが、 漁師さんにとってはうれしいニュースになっているようですね」 と話した。
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