2008年09月19日

2008 04.文化・くらし

盛和塾和歌山市フォーラムに2300人

0809193.jpg

静かに講話をする稲盛さん

京セラ名誉会長でKDDI最高顧問の稲盛和夫さんの講話を聞く 「盛和塾和歌山市民フォーラム」 (盛和塾和歌山主催=村上恒夫代表世話人)が17日、 同市小松原通の県民文化会館大ホールで開かれた。 参加者は、 県内外から約2300人が集まり、小ホールでのモニター視聴も含めて満員の盛況だった。 稲盛さんを招いての市民フォーラムは和歌山で初めて。

盛和塾は、 京都の若手経営者が昭和58年、 稲盛さんから人生哲学と経営哲学を学ぼうと始めた勉強会がきっかけで全国各地へ広まり、 海外を含めて59塾、 4975人の塾生がいる。 盛和塾和歌山は平成5年に始まり、 現在86人の経営者らが活動している。
稲盛さんは 「人は何のために生きるのか」 をテーマに80分の講話を行った。 講話の中で 「善いことを思い、 善いことをすれば、 よい結果が生まれる」 因果の法則と、 「すべての生命を進化させる」 宇宙の意志に従って生きることが成功へ導くと話した。 また、 「生まれてから20年が社会に出る準備期間で、 20歳から60歳までは一生懸命働く。 60歳からは死を迎える準備期間」 として、 人生の目的は自分の魂を磨くことだと静かに話した。
和歌山市鷹匠町の会社役員の女性(31)は 「感銘を受けました。 仕事や人生に反映させ、 実践していきたいと思います」 と話していた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif