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県は7日、 抗インフルエンザ薬 「タミフル」 に耐性を示す新型インフルエンザウイルスを県内で初めて男子小学生 (8) から確認したと発表した。 全国では30例目。 患者は既に回復し、 周囲への感染も確認されていない。
県新型インフルエンザ対策本部によると、 県環境衛生研究センターの耐性検査で昨年11月20日に採取した検体にタミフルが効かないウイルスを認め、 国立感染症研究所に送付し確認された。
この男子児童はかかりつけ医で受診しタミフルを処方されたが、 せき症状が強くなり入院。 子どもにはあまり使われない治療薬リレンザを併用したところ快方に向かったという。
県環境衛生研究センターは昨年6月から12月の間に県内医療機関から提供を受けた検体のうち、 これまで104株のウイルスについてタミフルの耐性検査を行っている。
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