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抱負などを語る貝阿彌新所長 |
和歌山地方・家庭裁判所の所長に6日付貝阿彌誠さん (59) が着任した。 貝阿彌新所長は13日、 記者会見で 「経済や社会の変化に伴う法的問題に適切に対応し、 裁判官や裁判所の職員が従前に力を発揮できるよう環境を整備していきたい」 と抱負を語り、 今月末に3例目が控えている裁判員裁判について 「国民一人ひとりの意見が聞けて順調なスタート。 今後、 複雑難関な審理や長期化しそうな裁判もあるので、 不断の努力で国民など関係者の負担を軽減し、 より充実したものになるよう努力したい」 と話した。
貝阿彌さんは、 岡山県出身で東京大学法学部卒。 昭和50年に司法試験に合格し、 その後東京高裁判事、 法務省大臣官房訟務総括審議官などを歴任。 民事裁判を主に扱い、 双方の当事者が和解成立した際に感謝の言葉があると 「裁判官になって良かったと思う」 という。
和歌山については、 「人が穏やかで温かいのが第一印象」 とし、 「熊野古道や高野山に行ってみたい」 と話している。
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