2010年01月15日

00.社会

学びの共鳴、衣生活の安全安心で講演

今村律子教授

講義する今村教授

連携講座和歌山学びの共鳴第5回講座 が14日、 和歌山市湊本町の市民図書館で開かれた。 和歌山大学教育学部の今村律子教授が 「私たちの衣生活と 『安全・安心』」 をテーマに講演した。 放送大学和歌山学習センターと県立図書館、 市民図書館主催。 わかやま新報後援。

今村教授は、 滑り台で、 毛糸のポンチョが手すりにひっかかり幼児の首を絞め意識不明に陥った広島の事件の新聞記事を紹介。 社会生活を過ごす上で、 衣生活の安心・安全の重要性を指摘した。 衣服のデザインや形が危険を及ぼすことを紹介した東京都発行の広報物を示し、 「かつては家庭教育で伝えられてきた衣服の安全だが、 リーフレットを使って学校や社会で伝えていかなければならない」 などと話した。

また、 死者の出た住宅火災着火物の約25%が、 寝具や衣類という事実を説明。 衣服は燃えるもので 「特に化学繊維は燃えやすく溶ける。 素材の違いが生死を分けることもある」 と注意を促した。





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