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存在感たっぷりの看板と濱地警部補 |
和歌山東署の玄関にどーんと構え、 「特別警戒中」 をPRするきしゅう君の立て看板。 2頭身のきしゅう君は、 縦135センチ×横90センチと存在感抜群。 大作を手がけたのは、 県警本部少年課の濱地良助警部補 (58) だ。
濱地さんは平成16年に、 東署生活安全課署員らとともに、 中学生や高校生に街頭啓発活動に協力してもらう社会参加活動をスタート。 そのころから、 より効果的に活動を行うため、 手持ちの看板や駅などに設置する看板作りを始めた。 各署の啓発活動に登場するきしゅう君の着ぐるみが1体しかないことから、 活動範囲が広い場合などに、 大きなきしゅう君の看板があったら役立つのではと同看板を考案。 ベニヤ板に拡大したきしゅう君の下書きをし、 のこぎりで慎重に形を整え、 ペンキで色を塗った。 細かい部分は彫刻刀やカッターを使うなど神経を使う作業だったという。 「今まで作った中で、 一番大きいかな」 と濱地さん。
きしゅう君は、 手持ちの看板を取りつけられるようにしており、 看板の中の紙は取り外し可能でどんな場面でも活用できる。 濱地さんは、 街頭啓発活動に参加している小学校や中学校の校名を入れるなど活用法を考えており、 「どこの学校の子どもが何を呼びかけているか、 よりたくさんの人にアピールするのに役立ててもらえれば」 と話している。
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