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建設が進められている和歌山北インターチェンジ入り口 |
和歌山市の大橋建一市長は19日、 同市直川で建設中の阪和自動車道和歌山北インターチェンジが3月14日午後3時に開通すると発表した。 乗り口は大阪方面のみのハーフインターで、 田辺方面への乗り入れや同方面から下りることはできない。 開通式典は同日午前10時から同インターチェンジ上りゲート付近で行われる。
同インターチェンジは平成20年10月に着工。 和歌山インターチェンジの北約2キロの地点に位置し、 県道小豆島船所線に接続する。 市の人口の約4割 (15万人) を占める北部地区の住民にとっては和歌山インターチェンジに向かうよりも時間が短縮される。 また、 同インターチェンジの慢性的な渋滞を緩和する効果も期待され、 将来は京奈和自動車道路との連絡も可能になるという。
和歌山インターチェンジの一日の平均利用台数が約2万6000台で、 うち7割が大阪方面への利用となっているため、 地形も考慮した上で和歌山北インターチェンジは同方面のみのハーフインターとして活用される。 大橋市長は 「将来的には南インターチェンジの建設もしたいと思っている。 県との協議を進めていきたい」 と話している。
総事業費は29億円で、 県7億円、 市11億円、 西日本高速道路(株)11億円。
仁坂吉伸知事 和歌山・岩出間の国道24号などの渋滞解消にも大いに役立ち大変喜ばしい。 県でも (紀の川以北の) 東西につなぐ幹線道路、 県道粉河加太線 (西脇山口線) の整備をさらに進めたい。
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