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人目を引く作品など大作が並ぶ市高展 |
和歌山市六十谷の市立和歌山高校 (西川洋校長) デザイン科は25日まで、 県民文化会館1階ギャラリーで 「平成21年度デザイン科卒業制作展・市高展」 を開いている。
テーマは「今を生きる(光と影)」。社会で起こった出来事の裏と表を見つけて表現した。 展示場には夢、自分、性、言葉、携帯といったキーワードで描かれたメッセージ性のある力作が並び、 そばには制作者の顔写真と一緒にコンセプトや作品に込めた心情なども語られている。
テーマ外でも来場者の目を引く作品が溢れていた。 新聞紙を約6000枚使った 「包 (パオ) の中には」 は、 直径5メートル×高さ2メートルの大作。 同展史上1番の大きさになった。 新聞紙を丸めてすだれにしたドームで中に入ることもできる。 さらに奥のドアにも秘密があるなど凝った仕掛けで工夫されている。
パオを制作した一人の田村万里子さん (18) は 「展示場での組み立てだけで6時間もかかったので達成感がある。 2人の班長さんと一緒に一生懸命頑張ったかいがあった」 と満足そうだった。
展示は午前9時半から午後4時半まで。 最終日は午後2時まで。
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