2010年01月29日

00.社会

警察学校で122期生卒業式

和歌山県警察学校

涙を浮かべて校歌を合唱する卒業生

和歌山市木ノ本の県警察学校 (天池勇二校長) で29日、 初任科第122期生 (長期課程) の卒業式があり、 18歳から28歳までの37人 (うち女性警察官2人) が第一線への扉を開いた。

家族や来賓など約80人が見守る中、 総代の北野学巡査 (25) へ天池校長から卒業証書、 県警本部の永松健次本部長から配置辞令が手渡された。

天池校長は 「誇りと使命感を持って困難に立ち向かい、 多くの経験を積んでほしい」 と式辞、 永松本部長は 「強靱 (きょうじん) な執行力を身に付け、 悪に強く、 善に優しい信頼される警察官になって」 とはなむけの言葉を送った。 来賓からも多くのエールを受け、 生徒を代表して北野巡査は 「共に笑い、 悩み、 励まし合った、 一番の宝である同期生とのきずなを胸に全力で治安維持に取り組むことを誓います」 と涙を浮かべて謝辞を述べた。

成績優秀で表彰を受けた楠本記子さん (19) は 「女性や子どもなど弱い人の味方になって少しでも助けたい。 持ち前の明るさで、 男性に負けないよう進んで頑張ります」 と抱負を話した。 卒業生は同日付けで、 和歌山北署や和歌山西署、 和歌山東署など県内11署へ配置される。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif