2010年01月29日

02.政治・経済

「いまだ厳しい状態」、10~12月の県内企業

国民政策金融公庫和歌山支店は、 県内小企業の動向調査結果 (平成21年10~12月期) について 「景況は持ち直しの動きが見られるが、 いまだ厳しい状態が続いている」 と発表した。

県内193企業 (製造・サービス・建設業は従業員30人未満、 卸売・小売・飲食同10人未満) を対象に12月10日時点で調査を行い、 149企業 から回答があった。

業況判断DIは、 前期に比べて16・6上昇しマイナス46・6で低水準ながら、 8期ぶりに前年同期水準を上まわった。 来期は17・5低下してマイナス64・1となり、 平成15年1期以降最も低い水準となる見通し。

売上DIは、 前期に比べて12・5上昇してマイナス46・0となり近畿・全国を上回る水準。 来期は6・1低下しマイナス52・1の見通し。

採算DIは、 前期に比べて4・2低下のマイナス30・6で、 14期連続で前年同期水準を下回った。 来期は5・3低下しマイナス35・9となる見通し。

資金繰りDIは、 前期比11・7上昇してマイナス21・3。 来期は13・6低下しマイナス34・9の見通し。

民間金融機関からの借入DIは、 前期に比べて0・5上昇しマイナス12・8。 設備投資した企業の割合は、 前期に比べて3・4%増加し13・9%。 来期は今期に比べて4・2%減少し9・7%となる見込み。





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