投開票、大勢判明は午後11時ごろか

任期満了に伴う紀美野町長選(26日告示、 31日投開票)にきょう、 有権者の審判が下される。 裏金問題で身の潔白を訴える旧美里町長で新人の段木晃氏(62)、 4年間の確かな実績をアピールして2選を目指す現職の寺本光嘉氏(65)=ともに無所属=の一騎打ち。 午後9時から動木の中央公民館で即日開票され、 11時ごろには大勢が判明しそうだ。

25日現在の有権者数は、 前回より538人少ない9662人。 投票率が両陣営の予想通り85%程度になった場合、 およそ8200票の取り合いになり、 単純計算で当確ラインは4100票となる。

前回の得票数は段木氏が4129票、 寺本氏が4526票。 わずか397票差の大接戦で 「あと3日あれば逆転していた」 との声もあった。 今回、 寺本氏に比べ大きく立ち後れた段木氏は、 どこまで現職に追い込みをかけることができたのか、 また最大の争点となった旧美里町の裏金問題に町民はどのような反応を示すのか、 注目される。

投票は町内21カ所で午前7時から午後8時(一部7時)まで行われ、 得票数は午後10時から30分おきに発表される。