2010年02月09日

00.社会

県庁前の事故が急増、右左折後の自転車に注意を

県庁前交差点

最も事故が多かった県庁前交差点

県警本部交通企画課がまとめた県内の平成21年中の事故多発交差点ランキングによると、 ワースト1位は県庁前で、 前年比11件増の18件と急増した。 2位 (2位は同件で2カ所) までがすべて和歌山西署管内で、 同署は 「右左折時は対向車だけでなく、 その向こうの自転車や歩行者にも注意を払って。 横断歩道や自転車横断帯の利用者も、 車の動きをよく見て渡ってほしい」 と話している。

同署交通課によると、 県庁前交差点の事故は、 自動車や二輪車の右左折時に横断歩道や自転車横断帯を渡る自転車と衝突するケースが多く、 右折時が5件、 左折時が2件あった。 このほか、 交差点に入る前の追突事故も数件発生している。

ワースト2位の西汀丁交差点は16件の事故が発生。 平成19年6月に矢印信号のみの右左折車両分離方式となったが、 矢印信号が消えた直後に停止した前の車に追突する事故が最も多く、 自転車が横断歩道を渡っている時に直進や左折しようとする二輪や自動車が出合い頭に衝突しているケースもあり、 同課は 「信号は交差しないようになっているので、信号の変わり際に通行しようとしたか、 信号の見落としが考えられる」 と分析。 また西汀丁と同じ件数だった三木町交差点は、 本線からバス優先車線を横切って左折する際に、 バス優先車線を走っている車に衝突する事故が多いという。

同課は 「西署管内の交差点はくの字になっていたりと変形しているところが多く走行しにくいところもある」 としている。





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