「きうぷる」着ぐるみ手作りで

♪甘酢っぱくて緑鮮やか キウイフルーツはだ~れ?♪「紀の川ぷるぷる娘の歌」に歌われるキウイ娘「きうぷる」が、かわいい着ぐるみになった。

紀の川市農林商工部農業振興課(西坂善行課長)が、手先の器用な近畿農政局和歌山農政事務所消費安全部消費生活課の濱出哲夫課長に協力を依頼。濱出さんを中心に同課のスタッフが手作りした。高さ70センチほどの発泡スチロールを2つ合わせて細工を施し、緑のフェルト生地を張って作った。委託制作すると40~50万円かかるという着ぐるみが、約1万5000円で完成した。

西坂課長は「着ぐるみの制作は悲願でした。今後は残りの5体をそろえて、いろんなイベントで果実王国の本市を大きくアピールしたいですね」と話した。
着ぐるみのきうぷるは13日、神奈川県の横浜中央市場で開かれる同市産フルーツのトップセールスでデビューする。