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県警本部運転免許課によると、 平成21年中の県内の75歳以上の免許証を返納した人数が前年に比べ倍増したという。
平成21年末、 県内の75歳以上の免許保有者は4万172人で県内の保有者の5・8%を占める。 75歳以上の免許証を返納した人の数は平成17年が10人、 18年が9人、 19年が13人、 20年が21年で21年は40人だった (医師の診断により聴聞し、 認知症を理由に免許を取り消した数を含む)。
免許返納の理由として多いのは本人の 「運転に自信がない」 というものや、 家族からの 「運転が危ない」 というもの。 同課では、 20年6月に、 75歳以上の人を対象に、 記憶力や判断力を判定する講習予備検査が導入されたことから、 「自分の運転能力を自覚し、 更新前に免許を返納する人が増えたのでは」 と分析している。
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