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和歌山地方気象台は、県内の大雨(土砂災害)や洪水警報・注意報を、5月27日から市町村単位で発表する。現在は北部を「紀北」 と 「紀中」、 南部を 「田辺・西牟婁」 と 「新宮・東牟婁」 の4区分に分けて発表しているが、 市町村単位になることで、 気象台は「各自治体の防災担当者が無駄な体制を省け、観光者にも便利になる」と話している。
例を挙げると、現在は紀北地方なら、橋本市で注意報や警報の基準に達せば、和歌山市でも発令。それが、各市町村の警報を発令する新しい基準を設け、空振り率をなくすという。
新しい基準は、平成3年から21年9月までの災害データを用いて警報の対象災害をできる限りとらえ、平坦地と平坦地以外で基準雨量を算出する。
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