2010年02月21日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

神下さんが熊野牛共進会で4年連続最優秀賞

 「みほこふく」号

受賞カップと神下さん(牛舎で)

岩出市畑毛の神下勝幸さん(68)が飼う牛 「みほこふく」号 (平成21年6月9日生まれ)が、 16日に田辺市の熊野牛家畜市場で開かれた平成22年熊野牛子牛共進会(熊野牛産地化推進協議会主催)雌牛の部(21頭出品)で最優秀賞に輝いた。

共進会は生後7~10カ月までの子牛が対象で、 熊野牛の産地化促進と地域畜産振興を図ることが目的。 全国和牛登録協会の基準に沿って審査される。「みこふく」号の体重は246キロ、 体型や気質のよさなどが評価された。 神下さんは初出品から4年連続で最優秀賞を受賞している。

神下さんの飼育方法は一般の配合飼料は極力減らし、 良質の草やわらを与えしっかりとした胃にすること。 水は井戸水を使用。 「飼料高と牛の単価下落の影響で経営は厳しくなっているが、 良質の牛を育てるため今後も頑張っていきたい」 と意欲を燃やしている。

また、 神下さんら紀北地域の畜産業者10戸は24日、 和歌山の牛生産を盛り上げようと、 紀北和牛改良組合を立ち上げる予定だという。





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