2010年03月01日

03.スポーツ

和東でレスリング教室

太田拓弥さん

レスリングの楽しさを伝える太田コーチ

ダウン症児や自閉症児の子どもたちにレスリングを通して体を動かす機会を持ってもらおうと、 NPO法人WASEDA CLUBと県障害者スポーツ協会、 県レスリング協会が和歌山市森小手穂の県立和歌山東高校で、 第2回ワクワクレスリング和歌山教室を開いた。 今回も新宮市出身で、 アトランタ五輪74キロ級銅メダリストで早稲田大学レスリング部コーチの太田拓弥さんが指導した。

全国各地で開かれている教室で、 中村文二(岩出ジュニアレスリングクラブ代表)、 梅田英世(同クラブ指導者)、 原龍二(和東ジュニアレスリングクラブ代表)、 室谷正憲(和歌山ジュニアレスリングクラブ代表)が協力したほか、 和歌山北高校、 和歌山東高校、 青山学院大学、 早稲田大学のレスリング部、 県内ジュニアレスリングクラブ生らも、 約20人の子どもたちと一緒に練習に加わった。

教室では、 子どもたちが片足ジャンプやアヒル歩き、 受け身の取り方、 ストレッチなどで体をほぐした後、 サイドステップ、 バックステップ、 バタ足などレスリングの基礎をしっかりと学んだ。 後半は2人1組になって相手のひざをタッチするトレーニングを開始。 相手に尻もちさせ、 背中までマットにつかせると2点など、 子どもたちはゲーム感覚で楽しんだ。 中には一生懸命腰を低くしてタックルする子も見られ、 試合の要素を盛り込んだ練習にはみんな大喜びだった。

太田さんは 「今日はレスリングの楽しさを伝えることができました。 スペシャルオリンピックスでのレスリング採用を目指して頑張りたいです。 子どもたちに大きな目標を持ってほしいから」 とエールを送った。





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