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記念撮影をする田广署長と西谷さん、 同社の廣瀬良磨支社長 (左から) |
深夜の警備業務中に管轄外の敷地にある自動販売機からの出火に気付き、 消火活動に尽力したとして、 和歌山西消防署は1日、 ALSOK綜合警備保障(株)和歌山支社機動隊、 西谷知晋さん(34)に感謝状を贈った。
1月31日午後11時49分ごろ、 西谷さんは和歌山市松江東の河西緩衝緑地東松江管理棟付近で何かが焦げているようなにおいに気付き、 同管理棟に設置している自動販売機から50センチほどの炎が上がっているのを確認。 車に積んでいた消火器で完全に火を消した後、 119番通報し、 駆けつけた消防隊の誘導を行った。
同社での勤務は8年目で、 何度も訓練を積みながら、 実際の現場で消火器を使ったのは初めてという西谷さんは、 「近くにガスタンクがあるので危ないと思った。 仕事柄、 消さないとという一心だった」。 同消防署の田广邦夫署長は 「五感で火災に気付き、 速やかに迅速に対応してもらい、 ほかの市民の模範となる行動だった」 とたたえた。
放火が原因と見られており、 市内で自動販売機を狙った放火は頻発しているという。
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