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販売促進の研究を発表する児童 |
和歌山市吹上の和歌山大学教育学部付属小学校 (川本治雄校長) の6年A組は4日、 複合商業施設フォルテワジマ (同市本町) の多目的ホールで、 社会科の学習として取り組んできた 「和歌山元気プロジェクト」 の研究発表を行った。 児童35人が建物チーム、 新素材チームなど、 6つのグループに分かれ、 県職員や保護者らの前で、 個々に調べたさまざまな提案事項を説明した。
同プロジェクトは、 未来の和歌山のまちづくりをテーマに児童たちが1年間継続。 コンピューター横編み機の島精機製作所 (島正博社長) など和歌山を代表する企業を、 児童なりに 「さらに元気にする」 ことで和歌山全体の活性化を図ろうと取り組んだ。
島精機の横編み機で編んだニット衣料の企画販売を行う 「ファクトリーブティック・シマ」 の商品価格や素材を他店の代表商品と比較分析し、 販売促進の検討結果を報告。 全児童と保護者に事前に実施した、 同店で販売する衣料のデザインアンケートの結果が店側に贈られ、 1000人にも上る意見が販売促進を担当する山本明さんに手渡された。
山本さんからは、 「非常に感激です。 子どもの発想は素晴らしく、 県民一人一人に見てもらいたい。 これからも自分の力で考えることを大切にしていってほしい」 と、研究発表の感想が伝えられた。
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