2010年03月08日

00.社会

出会い系サイト関連事件、昨年中に県内で6件

県警本部生活環境課によると、 県内で平成21年中に検挙した出会い系サイトに関係した事件件数は、 前年比3件増の6件だったという。

近年、 性犯罪の温床にもなっている出会い系サイト。 昨年中に県内で検挙された容疑者は20から40代の男5人で、 18歳未満と知りながら性的な関係を持ったとして児童買春・児童ポルノ法違反が4件、 18歳未満を性的な対象として成人相手に紹介するなど児童福祉法違反で1件、 交際を強要しようとしたとして強要未遂で1件。 被害者は中高生の女子2人だった。

出会い系サイトに関連した事件は、 被害者や被害者の保護者などから警察に相談があり発覚するケースがほとんどといい、 同課は 「中学生や高校生の危険意識が低く、 学校や保護者らが利用できるサイトを制限するようフィルタリングをする必要性があるといえる」。

ことしに入ってから2月末現在、 県内で出会い系サイトに関する事件は発生していない。 同課は、 各学校で保護者向けのインターネット講座を開いたり、 児童生徒へネット利用の危険性を呼び掛けるなど危機意識の高揚を目指している。





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