2010年03月12日

00.社会

紀三井寺交番が国体道路沿いに移転

和歌山西署管内紀三井寺交番

新しくなった紀三井寺交番前で記念撮影

地区の中心地で自転車盗など犯罪を見張る拠点に。 和歌山西署管内紀三井寺交番 (澤田博紀所長) が国体道路沿いへ移転し、 11日、 開所式が行われた。 式では、 同署協議会や同交番連絡協議会の会長などが参加する中、 同署の髙野晋造署長は 「地域の人が利用しやすくなったのでは。 事件や事故が1件でも減るよう、 交番を見守ってほしい」 と話した。

同交番はもともと国道42号から少し北に入ったところにあり、 国体道路からのアクセスが悪い上、 駐車場がなく老朽化が進んでいた。

新交番はJR紀三井寺駅の西約200メートルに位置し、 同駅から見える場所に立地。 敷地面積は、 210平方メートルと前交番の約2・3倍に。 来客用駐車場が2台、 地域住民の要望や相談を聞くためのコミュニティルームも新設された。 また、 ことしに入ってから新人女性警察官を2人配備。 同交番は同署管内で最も管轄地域が広く、 県立医科大学や駅に近いこともあり訪れる人が多いため、 きめ細やかな対応を目指している。

昨年中、 同署管内では自転車盗が320件発生しており、 そのうちの約2割が同交番管内で発生。 さらに同駅は同署管内の駅で自転車盗がもっとも多いといい、 自転車盗の抑止効果も期待されている。

開所式に参加した同署連絡協議会会長の紀三井寺ガーデンホテルはやしの林泰行代表は 「前の交番より明るくなった。 街中に交番が来て、 犯罪の予防につながり、 より安全・安心な生活につながるのでは」 と話していた。





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