2010年03月15日

00.社会

落語のワークショップ発表会

落語ワークショップ発表落語会

ユーモアたっぷりに演じる受講生

和歌山市都市整備公社や市などが主催する「落語ワークショップ発表落語会」が14日、和歌山市伝法橋南ノ丁の市民会館和室で開かれ、受講生ら9人が半年間の練習の成果を発表した。

文化庁の「文化芸術による創造のまち」支援事業で、落語家の桂枝曾丸さんが講師となり、36歳から84歳までの男女12人が受講。昨年8月から全6回のワークショップで、この日の高座のためにけいこを重ねてきた。受講者のほとんどが落語が初めてだったといい、詰めかけた約100人の前で古典落語や創作落語を披露。それぞれ堂々とテンポのよい語りで表情豊かに演じ、会場の大きな笑いを誘っていた。

出演者の身振り手振りを交えたユーモアたっぷりの演技に客席からは大きな拍手が送られ、スペシャルゲストとして講師の枝曾丸さんも一席。大盛況で幕を閉じた。

「饅頭こわい」を演じた高橋真弓さん(41)は、 先月に発表会のあった 「子ども落語体験ワークショップ」 に参加した雑賀小3年の日菜子さん(9)、同1年の光星君(7)の母親で、子どもの参加をきっかけに興味を持って受講。「演目を無事終えてほっとした気持ちと達成感でいっぱい。落語は想像力を働かせたり、一人の人がさまざまな役をこなす感動もあります。ますます親子そろってはまってしまいそうです」と笑顔で話していた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif