2010年03月18日

00.社会

県文で「無画夢中」展

夢画夢中展

さまざまなジャンルの作品が並ぶ会場

趣味で作ったさまざまなジャンルの芸術作品を一堂に展示する 「夢画夢中展」 が、 和歌山市の県民文化会館大展示室で始まった。 22日まで。

同展は阪南市の田村茂さん (62) が主催。 岸和田市で10年前から毎年開かれており、 和歌山では初開催となる。 県内出身者を含む7歳から95歳までの25人が出品。 メンバーは国際的な賞を受賞している人や指導者のほか、 医師や主婦などさまざま。 絵画や陶芸、 写真、 彫刻、 書、 仏画、 切り絵、 押し花などあらゆる分野の芸術作品約210点が並ぶ。来場者は能面など、 普段あまり作品として並ばないものに珍しそうに足を止めたり、 95歳の女性が制作した細やかな和紙人形に感心したりして、 じっくりと見入っている。 中には、 むしろを画材に斬新な書を表現した作品や、 天眼鏡で鑑賞するお米アートなど、 個性的な作品も。

同市梅原でデザイン工房と陶ギャラリーを開く中畑康代さん (50) は、 「いろんなジャンルがあっておもしろい。 こんなに見応えのある作品展はほかにないですね」 と満足そうに話していた。 田村さんは 「ここには庶民の力が溢れている。 作品を作っても発表の場がないと感じている方、 ぜひ一緒に発表していきましょう」 と話している。

入場無料。 午前10時から午後5時 (最終日は午後3時まで)。

問い合わせは田村さん (090・3274・4527)。





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