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蛍の光を歌う卒業生ら |
今年度の和歌山大学卒業式が25日、和歌山市民会館で開かれ、教育学部、経済学部、システム工学部、大学院各学科の卒業生ら1123人へ卒業証書や修了証書が手渡され、卒業生は社会への一歩を踏み出した。山本健慈学長は「新たな環境や新しい人間関係で不安もあるでしょう。自立とは他者と支え合うことであり、共同的であることを理解して」と式辞。保護者などが見守る中、色鮮やかなはかまや真新しいスーツに身を包んだ卒業生は学歌や蛍の光を歌い、大学生活の思い出に別れを惜しんだ。
県内のアパレル会社に就職が決まっている教育学部の若林優さん(22)は「友達と一緒によさこい祭りに出たのが一番の思い出。社会人は大変だと思うけど、少しずつ成長して自立したい」と話していた。
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