2010年03月26日

00.社会

県経営者協会が行政懇談会

和歌山県経営者協会

質問に答える3部長

県経営者協会は26日、 和歌山市のホテルアバローム紀の国で県3部長との行政懇談会を開いた。 協会会員ら約50人が出席した。

県企画部の前硲健作部長が22年度予算の特色と方向性を説明。 前年度から増加した一部の歳出を、 中小企業向けの融資や雇用対策、 社会保障に充てていることを解説。 加えて企画部の施策を話した。

永井慶一商工観光労働部長は、 「企業が生き残っていくために、 これからはオンリーワン、 ナンバーワンで和歌山ブランドを作り出すことが必要」 と話し、 同部の基本方針を話した。

県土整備部の茅野牧夫部長は、「地域の活性化」 「公共事業改革」 「適正で効率的な維持管理」 の視点で業務を進めていることを述べ、「道路」 「河川」 「港湾・海岸」 「都市」 「公共調達」 をそれぞれ解説。 紀伊半島を一周する高速道路のネットワークづくりを述べ、出来上がれば高い経済効果が望めることを伝えた。

参加者は過疎化を迎えつつある集落の存在を訴え、永井部長は 「この10年が勝負。 就職で若い人たちがどんどん入ってもらえる施策をやっていかないと」 と、 危機感を持って取り組むと答えていた。





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