2010年03月28日

00.社会

6年越しに拡幅、水軒交差点

和歌山下津港1号臨港道路 (水軒交差点) 拡幅工事

完成した1号臨港道路・水軒交差点拡幅工事 (和歌山市西浜)

江戸時代の水軒堤防の遺跡発掘調査で遅れていた和歌山市西浜の和歌山下津港1号臨港道路 (水軒交差点) 拡幅工事が完成、 31日午前11時から供用を開始する。

同道路は和歌山下津港本港区内のふ頭と国道、 県道など市内主要幹線道路を結ぶ幹線道路で、 今回供用開始するのは都市計画道路南港山東線との接続部40メートルの区間。 県が事業費1億5000万円をかけ平成16年に着工し4車線への拡幅と歩道整備を進めていた。

しかし、 平成17年度に始まった水軒堤防の遺跡発掘調査で工事が中断。 19年度にやっと遺跡保存方針が決まり、 車道部分の遺跡については解体して南約300メートルの元南海電鉄操車線跡地付近に復元移築することなどで工事を再開していた。

水軒交差点は整備前は幅員が狭く大型車両の進入が困難だったが、 県は 「工事完成で和歌山下津港の貨物輸送の効率化とともに交通混雑の緩和、 歩行者の安全が図られる」 としている。





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