2010年04月01日

00.社会

企業、金融機関でも入社式

県中小企業家同友会㈱松源きのくに信用金庫入社式

1日は県内の多くの企業で年度初め。 入社式には真新しいスーツに身を包み、 緊張した面持ちで臨むフレッシュな新入社員の姿が見られた。

県中小企業家同友会 県中小企業家同友会は和歌山市十二番丁の事務局で合同入社式を行った。 企業5社から10人の新入社員たちが出席した。
(株)石橋の石橋幸四郎社長があいさつで、 「これから第一線で会社の重要な人材に育ってもらいたい」 と話し、 仕事の達成を階段に例えて 「必ずうまく上がれるとは限らない。 あきらめず一段ずつ上がっていくことが大事」と強調した。
新入社員の決意表明は、 (株)ウイングの柳瀬俊紀さんが務め、 「いただいた言葉を糧に失敗を恐れず前に向かって進んでいきたい」 と力強く語った。
出席した新卒入社の有本幸生さん (23) は 「精進し、 先輩の足を引っ張らないように頑張りたいです」 と話した。

松源 スーパーの(株)松源 (桑原一良代表取締役社長) では、 男子26人、 女子28人の計54人 (うち高卒26人、 短大専門卒3人、 大卒25人) が入社式に出席し、 気持ちを新たに新社会人として出発した。
桑原社長は 「プロ意識を持ち、 一日でも早く一人前になって戦力となってほしい」 とあいさつ。 来賓祝辞では大相撲元幕内筆頭久島海の田子ノ浦啓人親方が 「まずはあいさつが大事。 大きな声でしっかりとして自分を認めてもらえるように頑張ってほしい」 と激励。 新入社員の代表は、 昨年の新潟国体成年男子個人相撲の部で優勝した森本太良さんが 「常にお客さまの気持ちを理解し、 信頼と感動を与えられるように全力を傾けて努力していきたい」 と元気よく抱負を述べた。

きのくに信用金庫 きのくに信用金庫 (香山正人理事長) も和歌山市本町の本店で22年度 「入庫式」 を行い、 新入職員40人が出席した。
真新しいスーツに身を包んだ新人を前に香山理事長は 「さまざまな問題を抱えた社会経済の中、 悲観的に捉えるのではなく「地域密着」「顧客志向」「健全経営」を実践して前向きにチャレンジしてほしい」 と期待を述べると、 新入職員を代表して垣口陽介さん (22) と山根愛弓さん (22) が 「身の引き締まる思い。 金融のプロとして責任ある仕事をしたい」 と誓いの言葉を述べた。
新入職員らは式の後に県内各地の支店に配属され、 1カ月間は実務研修を行う。





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