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桜が散り始めた和歌山公園 |
桜の便りが届くようになってから梅雨のような天候が続く和歌山市内。なかなか「花見日和」 にならないばかりか、1日夜から2日未明にかけて日本海側に張り出した寒冷前線の影響で瞬間最大風速26・3メートルを記録した。このため、和歌山公園では31日に満開になったばかりの桜が早くも一部で散ってしまった。
同公園ではこの時期、屋台が軒を連ねるが、ことしは 花冷えや天候不順で売り上げが伸びないという。強風のため、テントを支える柱が折れた屋台もあり、42年間たい焼き屋を出店している女性は 「ことしは暇。商売になりませんわ。ちょっと寒いし、こんなこと珍しいで」 と散り始めた桜を横目に苦笑い。
和歌山地方気象台によると、週末は晴れの予想だが、寒冷前線の影響で気温は14度程度までしか上昇しないという。
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