|
攻守にわたり大活躍、3位と健闘した生石ナイン |
式野球のボーイズリーグ・第40回記念日本少年野球全国春季大会が千葉県営球場など首都圏を会場に開かれ、中学生の部で県代表の生石フレンドボーイズが3位と大活躍した。13年ぶり2回目の出場となった生石は、南村、矢野を軸とする安定した投手力とどこからでも得点できる勝負強い打線が初戦からパワーを発揮、小倉バディーに5回コールドで圧勝すると藤井寺、北谷を破り4強進出。準決勝では優勝したオール枚方と白熱した試合を繰り広げ惜しくも涙をのんだが、爽やかな生石旋風を夢舞台に巻き起こした。
《2回戦》
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 |
生石フレンド | 0 | 0 | 3 | 2 | 4 | 9 |
小倉バディー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
《3回戦》
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
藤井寺 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
生石フレンド | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | X | 2 |
《準々決勝》
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
北谷 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
生石フレンド | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 3 |
《準決勝》
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
生石フレンド | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
オール枚方 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 5 | X | 8 |
2回戦から登場した生石は小倉バディー(福岡北)と激突。3回に先頭中西の右前安打を足がかりにつかんだ1死満塁の好機に、大石が走者一掃の3塁打を右翼へ放ち3点を先制。続く4回に2点、5回には長短5安打を集め4点を追加、猛打で試合を決めた。守っては先発矢野が5回58球の省エネ投法を披露。4回に唯一の連打を浴びたが、9―4―2の連係プレーで得点を阻止した。
藤井寺(大阪中央)との3回戦では、両チーム序盤からゼロ行進となったが、生石は4回に1死1、3塁
と攻め南村の右前適時打で均衡を破り、5回には杉本の左中間を抜く2塁打、大石の右前適時打で1点を加えた。6回まで藤井寺打線を1安打に抑えた先発の南村は、最終回に3連打を浴び1点を失ったが内外野の好守で逃げ切った。
準々決勝の北谷(沖縄)戦では、2回に土谷の左中間2塁打をきっかけに1死3塁から南村がスクイズを決め1点を先取。同点に追いつかれたものの、4回には2死1、2塁から大石の右越え3塁打で2点を勝ち越した。連投の南村は4回以降2安打を与えただけで北谷打線を封じた。
オール枚方(大阪北A)との準決勝は初回、中西が中前安打で口火を切り、相手の失策と森下の内野安打、大石の中前適時打で2点を奪った。3回にも土谷の右翼線2塁打などで3点を追加したが、終盤の6回、枚方の果敢な走塁と長打攻勢に逆転を許し、決勝進出へあと1歩届かなかった。
生石フレンドの湯川監督は、「大会を通して投打ともにいつもの野球ができました。この経験を大切に夏の選手権出場を目標に頑張ります」と意欲を示した。生石ナインは次の皆さん。
▽代表=宗隆昭▽監督=湯川貴裕▽コーチ=川尻雅基▽マネジャー=阪東孝祐▽主将=中西玲人▽選手=南村健登、馬場秀樹、杉本悠輔、土谷徳秀、大石智己、湯川翔太、森下雄斗、矢野陽介、藤原長浩、大平智基、尾﨑平、小林大輝、芝山慶太、太田圭、中嶋真也、木村樹、曽和遼太郎、井川拓実、杉本優也、前田善之
|
03.スポーツ - 同カテゴリの記事
|