2010年04月12日

00.社会

アグネス・チャンさんが自らの活動語る

第50回法話の集い

仏前で講話するアグネスさん

仏壇店 「おぶつだんの佐倉」 が主催する 「第50回法話の集い」 が11日、 和歌山市の本願寺鷺森別院で開かれ、 タレントで日本ユニセフ大使のアグネス・チャンさんが1200人を前に 「本当のしあわせ~みんな地球に生きるひと」 をテーマに語った。 アグネスさんは 「争いのない世界になるよう、 子どもたちを支援する活動をずっと続けていきたい」 と世界平和への思いを訴えた。

法話の集いは、 同仏壇店の恒例行事としてこれまで根来寺で18回、 鷺森別院で31回開催。 今回で50回目を迎えた。

芸能界の仕事のみならずボランティア活動、 文化活動も積極的に行っているアグネスさんはこの日、 自身の生い立ちや日本でのデビュー秘話、 その後の生き方を大きく変えた中学生の時にボランティアとして訪問した障害児施設について触れ、 いろんな人がこの世には生きているということを実感。 次第に自分の殻から脱出して世界の人々に関心を向け、 平和について取り組む決意をした、 と話した。

平成10年からは、 日本ユニセフ大使として内戦の続くアフリカ諸国やイラクなどを訪ね、 その国の子どもたちの現状を講演活動や番組などで伝え続けている。

講話の最後には 「内戦のない、 核兵器のない世界になるよう、 子どもたちを支援する活動を今後もずっと続けていきたい」 と訴え、 平成19年に発表した曲 「この良き日に」 をアカペラで歌って締めくくった。

参加した岩出市の主婦は、 「魂の奥底から訴えてくるようなアグネスさんの平和への思いが、 ひしひしと伝わってきた。 参加してよかった」 と話していた。





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