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「かっこよく生けられたかな?」 |
和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで開かれた 「さくらんぼ展」 で、 子ども向けの生け花ワークショップが行われた。 30年以上前から毎年催しているさくらんぼ造形絵画教室 (小池真千子主宰) の作品展だが、 今回初めて、 子ども対象の花教室を開いている華道家福永八千代さんが協力。 美術と生け花のコラボレーションが実現した。
3歳から14歳まで30人の多彩な作品が展示された会場で、 子どもたちは花ばさみを上手に使って小さな生け花に挑戦。 花や葉の向きを考えながら空き缶や空き瓶に生け、 造形作品のそばに並べた。 その後全員で、 中央の大きな花器に次々に花を投げ入れ、 大胆な生け花作品を仕上げた。
カスミソウを生けた雑賀小学校3年の衣田旬輝君 (8) は、 「絵は幼稚園から習っているけど生け花は初めて。 生け花なのにクジャクの羽根を使うのにびっくりした」 と笑顔。
福永さんは、 「 (同教室の) 子どもたちの絵を見て、 色使いやデザイン、 空間処理の仕方がすごいと感動し、 一緒にやってみたいと思いました。 絵画と伝統文化は違いも共通点もありますが、 子どもたちのパワーと可能性を実感してます」 と話していた。
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