2010年04月16日

00.社会

マクドナルドの防犯教室

「ドナルドの防犯教室」

1年生を対象に開かれたドナルドの防犯教室 (宮前小学校で)

犯罪から身を守る方法を学んでもらおうと、 日本マクドナルド(株)は16日、 和歌山市の市立宮前小学校 (鳥居賀柄子校長) で新1年生149人に 「ドナルドの防犯教室」 を開いた。 7年前から全国で始まった同社オリジナルの防犯教室で、 マスコットキャラクターの 「ドナルド」 が防犯について分かりやすく説明した。

同社は18年度から毎年この時期、 県内の新小学1年生に 「防犯笛」 を配布し、 19年度からは独自の防犯教室を開いている。 今年度は、 和歌山市内の市立小学校52校に約3100個の防犯笛を配布した。

この日行われた防犯教室では、 ドナルドが、 小学生が犠牲になる誘拐や連れ去り事件が起きていることを伝え、 一人にならない▽知らない人について行かない▽その日に起きたことを家で話す習慣付けるなどが重要だとし、 「両親や先生、 警察官がいつも近くにいるわけではないので、 自分で自分の身を守りましょう」 と呼び掛けた。

また、 知らない人から 「お父さんが病院に運ばれたから、 一緒に行こう」 と、 声を掛けられた場合を想定した訓練も行われ、 子どもたちは 「どこの病院ですか?」 「あなたは誰ですか?」 「家に電話します」 とうまく対応。 防犯笛を吹く練習もあり、 ドナルドは 「知らない人に声を掛けられたら、 笛を吹いてくださいね」 と話していた。

長野瑞生ちゃん(6) は 「すごく楽しかった。 知らない人に会った時、 ちゃんと (対応) できる」 と笑顔で話していた。





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