2010年04月16日

00.社会

マリーナシティに菜園、農業体験宿泊プラン等提案へ

「農園プロジェクト」

和歌山マリーナシティ第3駐車場にある農園

和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ第3駐車場の一角に約1000平方メートルの菜園が作られ、 収穫された野菜がロイヤルパインズホテルのレストランで使われている。 「農園プロジェクト」 と題され、 今後さらに面積を拡大。 貸し農園を運営したり、 園内での販売や同ホテルで農業体験を組み込んだ宿泊プランなどを提案していくという。

農園は、 マリーナシティを訪れるすべての人に農業や県産農産物に興味を持ってもらおうと、 昨秋ごろ作られた。 1月始めにタマネギやホウレンソウなど約10種類の野菜の種が植えられ、 すでにラディッシュなどを収穫。 オードブルとして登場し、 客からの評判も上々だという。 ただ、 収穫量が少なく、 レストランで必ず食べられるというわけではないという。

ロイヤルパインズ(株)によると、 第3駐車場は繁忙期以外は使用しておらず、 有効利用が検討されていた。 現段階で1000平方メートルが農園となっているが、 徐々に拡大する予定だ。

今後、 訪れた人やホテル宿泊者が、 種まきや収穫作業など農業体験をする 「体験プロジェクト」 を立ち上げ、 将来的には貸し農園を展開し、 新たな観光事業を掘り起こしていく。

また、 収穫量が豊富になり安定すれば、 毎週日曜日にシティ内イコラストリートで開いている野菜市 「マルシェ」 で収穫した朝採りの野菜を販売するという。

同社は 「無農薬、 有機栽培を心掛けておいしい野菜を供給したい。 まだ試験段階だが農園を拡大したい」 と話している。





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