2010年04月22日

00.社会

23年度は教員320人を募集、県教委

県教委は21日、 平成23年度の公立学校教員採用候補者選考検査について発表した。 募集人員を定めて採用検査を開始した昭和59年度採用検査以降の最大規模となる320人程度を募集するという。 今年度定年退職者 (170人見込み) と約200人前後の勧奨退職があり、 大型募集に踏み切った。 高校の5教科 (国語、 地理歴史、 数学、 理科、 英語) で大幅に増加している。

また人材確保を図るため、 採用検査の実施方法などについて見直しを行った。 変更点として水泳検査実施対象者を見直し、 中学校教員受検者 (保健体育受検者を除く) に課していた第2次検査 (実技検査) の水泳を廃止 (保健体育受検者は継続して実施)。

また、 これまで前年度の第1次試験合格者は翌年度の試験を一部免除されていたが、 今回からは対象を前々年度まで拡大する。

さらに、 大学院修士課程への進学希望者は最大2年間、今年度進学した合格者は最大1年間採用を猶予する特例措置を導入する。

検査実施期日と主な内容は、 第1次検査が7月25日から27日で、 一般教養、 校種・教科専門、 面接検査、 論文 (小学校・特別支援学校) など。 第2次検査が8月21日から25日で、教職専門、実技、 面接検査、 論文 (小学校・特別支援学校以外) など。

要領の配付開始は、 5月7日からで出願期間は、 同28日 (最終日消印有効) まで。

採用説明会は5月8日、 和歌山市小松原通の県民文化会館で午後2時から4時まで。





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