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県警本部少年課は、 より効果的に更生を目指そうと、 今年度から非行少年などの立ち直り支援活動に学生ボランティアを採用する。 対象は、 県内の大学に通う学生か県内在住の大学生。 同課は現在、 ボランティア参加者の獲得に向け、 県内の大学に足を運んでおり、 「学生の方で興味がある人、 協力してもらえる人がいれば積極的に問い合わせてほしい」 と話している。
同課によると、 県内の刑法犯少年は、 平成16年から5年連続で減少していたが、 昨年中は前年比116人増の1041人と一転して増加。 深夜はいかいや喫煙など、 不良行為少年も昨年中は4年ぶりに増加しており、 非行少年などの立ち直り支援は早期の課題となっている。
同課では、 同課内の少年サポートセンターが中心となって、 犯罪や非行を犯した少年に対し、 保護者の了承を得て立ち直り支援活動を行っている。
各種イベントへの参加といった研修体験、 街頭啓発活動へのサポートなど、 各少年に合わせた活動で、 長期間かけて少年の更生を見守っている。
現在、 全国的に、 学生の力を借りて支援活動を行っている警察や各団体も増えており、 より年齢の近い学生が接することで、 少年らの心を開きやすく、 効果的な活動が期待できるという。
学生ボランティアならではの、 勉学支援なども活動に取り入れる。 同課では、 7月運用スタートを目指し、 約50人のボランティアを募集中。 活動は月に1~2回の予定という。
問い合わせは同課 (073・423・0110) 岡端さんか竹原さんへ。
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