2010年04月23日

00.社会

県障害児者施設家族連合会が発足

和歌山県障害児者施設家族連合会

あいさつする発起人代表の岩橋会長

障害児者施設利用者の福祉向上を図り、 豊かな生活と権利を守ることを目的とした 「県障害児者施設家族会連合会」 (和施連) の結成大会が22日、 和歌山市の県民文化会館大会議室で開かれ、 県内の障害者福祉施設関係者ら約100人が出席した。

同連合会は、 平成17年に結成された 「全国知的障害者施設家族会連合会」 (由岐透会長、 支部32都道府県、 施設数840、 会員数約5万人) の和歌山支部として立ち上げ、 活動していくもので、 設立の発起人は、 和歌山市手をつなぐ育成会土井秀夫会長、 市障害児者父母の会岩橋正純会長、 県知的障害者施設協会土井邦夫会長、 社会福祉法人つわぶき会・哲人連合保護者会堀内正次会長、 同会本部事務局岩橋秀樹本部長の4人。 代表は岩橋会長が務める。

結成大会で採択された和施連の理念は、 「障害者 (児) のすべての親や家族が手を取り合うことの重要性を認識する」 などとされ、 今後、 関係機関や各種福祉団体との連携のほか、 障害児者に関する問題の社会啓発などを行っていく。

発起人代表の岩橋会長は 「障害児者のこれからの幸せを最も願っているのが親や保護者、 家族であり、 育成会や障がい児者父母の会、 施設の運営者も思いは同じです。 全国組織の全施連に参画し、 障害児者の明日の幸せにつながる活動を積極的に展開していきたい」 と力強くあいさつした。

その後、 全施連由岐会長がこれまでの活動について報告した。





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