2010年04月28日

00.社会

「大台割れ」セーフ、県の推計人口100万1515人

県の4月1日現在推計人口は100万1515人で、100万人台をかろうじて維持していることが28日、県が発表した県人口調査結果で分かった。前年に比べ減少幅は縮小しているが、14年連続の減少。1年後にはほぼ確実に100万人を割るとみられている。

総数は前年比で0・62%、6282人(男3147人、女3135人)の減少で、男性は47万283人、女性53万1232人。世帯数は2453世帯増の39万6545世帯。1世帯あたりの平均構成人員は0・03人減の2・53人。人口減とともに、核家族化がさらに一段と進んでいる。

自然増減は出生7508人、死亡1万1796人で4288人のマイナス。社会増減は転入1万4431人、転出1万6425人で1994人の減。

市町村別では、岩出(0・66%、346人増)のみが増加、他の29市町村で減少した。減少率が高いのは由良町(2・82%減)、紀美野町(2・63%減)。このほか、紀北関係では和歌山市36万8783人(0・32%減)、海南市5万4362人(1・19%減)、紀の川市6万5968人(0・64%減)。

県人口調査は昭和42年から開始。今回は平成17年10月1日現在の人口・世帯数(国勢調査確定数)を基礎に、各市町村からの報告による22年3月31日までの毎月の住民基本台帳登録者数と外国人登録者数の増減を加算して算出している。





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