2010年05月01日

00.社会

マクドぶらくり丁店が閉店

マクドナルド和歌山ぶらくり丁店

昼食時には行列ができた

和歌山市のぶらくり丁商店街にある 「マクドナルド和歌山ぶらくり丁店」 が30日、 閉店し、 28年の歴史に幕をおろした。

同店は、 昭和56年12月25日のオープン以来、 ぶらくり丁玄関口の顔としてにぎわっていた。 しかし、 日本マクドナルド(株)が、 全国の不採算店等433店舗の閉店を発表。 4月上旬に同店の閉店が明らかになった。 空き店舗の活用策は分かっていない。

最終日の昼食時には、 周辺企業の職員らが駆け付け、 ハンバーガーをかじりながら閉店を惜しんでいた。 正午過ぎには行列ができ、 「すごい行列。 いつもはこんなんちゃうけどな」 と訪れた人も驚いた様子。 並んでいた主婦 (68) は 「今日は最後やから来ました。 てりやきバーガーセットが安かったから知り合いにもあげます」。 30代の男性従業員も 「すごく残念ですね」 と寂しそう。

午後9時の閉店時には店の前で看板の明かりが消えるのを見届ける客もおり、 名残惜しそうにしていた。





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