2010年05月07日

00.社会

西高水泳部が清掃活動

県立和歌山西高校水泳部

10分足らずで集まったごみ

和歌山市西庄の県立和歌山西高校(田村登志樹校長)の水泳部が、 同校周辺の道路や山林に不法投棄されているごみの清掃活動を続けている。

もともと、 トレーニングの一環として道路の清掃を行っていたが、 部員たちが 「山中に不法投棄されているごみも取り除こう」 と提案、 ことし3月から3日に1回のペースで行っている。 主将の菅野郁大さん (17) は 「自分たちがお世話になっている山。 きれいにしたいが、 少ない人数 (8人) なのでいつまでたっても、 ごみがなくならない。 不法投棄はやめてほしい」 と訴えている。

洗濯機などの大きなごみもあり、 危険を顧みず生徒たちが2カ月で回収したごみは軽トラック10台分にも上る。 顧問の久保篤史教諭は 「回収した粗大ごみを分別し処理するのが大変です」 といい、 事実、 同校のごみ捨て場には処理できずに保管されている粗大ごみが山のように置かれている。

これを受け、 市の一般廃棄物課は粗大ごみを無料回収することにしており、 今後についても学校側と相談して協力していきたいと話している。





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