2010年05月09日

00.社会

安全にサーフィンを、磯ノ浦海水浴場でPR活動

磯ノ浦海水浴場観光協会

海水浴客へチラシを配布する駐車場のスタッフ

本格的な行楽シーズンを前に磯ノ浦海水浴場観光協会 (杉本慶蔵会長) は、 県水上安全協会や県警本部が制作したサーファー対象の水難事故防止啓発チラシを同海水浴場の利用者に配り、 安全なマリンレジャーを呼び掛けている。

同海水浴場は県内外からサーファーが訪れるサーフィンのメッカでピークには一日に約1万5000人が出入りするという。 県水上安全協会らは、 マリンレジャーの際の事前準備や注意すべきポイント、 東南海・南海地震が発生したと想定した県内各地の津波の被害状況などについて掲載したイラスト入りのチラシ3000枚を作成。 県内の水難事故が多い海水浴場や海水浴場付近のコンビニエンスストアを通じてサーファーに配布している。

杉本会長は 「夏になったら、 海水浴場は過密になって危ない。 ルールをきちんと守って海を楽しんでほしい」、 県水上安全協会の児玉之良専務理事は 「昨年、 県内ではサーファーの事故が急激に増え、 津波が来た際にもなかなか海から避難しなかった人もいたという。 津波の恐ろしさも理解して」 と話している。

県水上安全協会によると、 平成21年中の県内で発生したサーファーの事故は前年比10件増の12件、 傷者は7人増の10人と急増しており、 そのほとんどが同海水浴場で発生しているという。





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