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大茶碗に思わず笑顔の参加者ら |
大きな茶碗で大きな福が授かるようにと、 和歌山文化協会茶道部 (永岡一惠部長) は9日、 和歌山市内のホテルアバローム紀の国で 「大福茶会」 を開き、 約300人が笑顔で味わった。
抹茶のおいしいこの時期に楽しんでもらおうと同部が毎年開いているもので、 11回目。 部員らが大振りの茶せんや茶杓、 なつめを使ってお点前を披露。 大茶碗で薄茶が次々と振る舞われると、 参加者らは思わず顔をほころばせ、 顔がすっぽり隠れるほどの直径約50センチの大茶碗で和やかな雰囲気の中楽しんだ。 同市中之島の松田温子さん (64) は 「毎年楽しみにしています。 今では大きな茶碗の持ち方にも慣れ、 大変おいしくいただきました」 とにこやかに話していた。
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