2010年05月12日

00.社会

GW中にカーナビ盗多発、同手口でほぼ純正被害

昨年からことしにかけて県内で減少傾向だったカーナビ盗がゴールデンウイークを中心に連続発生。 純正のカーナビが多く狙われており、 県警本部生活安全企画課街頭犯罪対策室は 「ほとんどが施錠していて被害に遭っている。 カーナビの盗難防止用のねじの取りつけや、 防犯灯の設置などを徹底して」 と防犯対策の徹底を呼び掛けている。

昨年中、 カーナビ盗は県内で203件発生。 ことしに入って4月末現在、 34件発生しており、 4月からだんだんと増えているという。 4月単月では29件で和歌山市が15件、 海南市が1件、 紀の川市が1件、 5月は10日現在、 和歌山市が3件、 岩出市1件など紀北地域での発生が目立つという。

ゴールデンウイーク中は、 一晩で数件発生した日もあり、 大型マンションの駐車場などがほとんど。 窓ガラスを割られてカーナビのネジを外して奪われている手口が多くを占めている。

同課は 「他府県からカーナビを狙う窃盗団のようなものが来るのか、 年に数回、 集中して何台か盗まれることがある」 と言い、 純正のカーナビについて、 配線が取り外しやすく、 インターネットオークションで高値が付くなどの理由から狙われていると分析している。 また、 ドアが開けられると警戒音が鳴る防犯ブザーの設置なども推進しており 「連続して被害が発生しているので、 防犯体制を整えてほしい」 と話している。





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