2010年05月12日

00.社会

子どもに「旅育」を、6月からJR西和歌山支社

 「旅育」 (たびいく) 6月1日からスタート

旅育に使われる特急列車 「くろしお」

JR西日本(株)和歌山支社は、 県内の小学校や幼稚園、 保育園 (保育所) を対象に、 駅を見学したり、 列車に乗車体験して学習してもらう 「旅育」 (たびいく) を6月1日からスタートする。

JR西日本は平成21年4月から、 山陽新幹線「こだま」に体験乗車し、 公共交通機関のルールなどについて学ぶ「旅育」を開始。 1年間で約3000人が利用するなど好評だったことから、 全国の支社で導入を進めている。 同支社でも、 小学校などから駅の見学を希望する声が多く、 児童や園児の学習の場を提供しようと、 このほど導入することとなった。

対象者は、 駅見学や体験乗車を希望する小学校や幼稚園、 保育園 (保育所) などの団体 (1団体につき、 30人程度まで)。 同支社管轄の和歌山駅や海南駅など主要8駅から見学希望駅を選び、 駅員などから、 駅構内や切符の買い方、 改札の通り方などの説明を受ける。 見学した駅から、 普通電車か特急列車 (くろしお) に乗車し、 乗車マナーを学び数駅間を1往復する。 1行程は2時間~3時間を予定しており、 6月から12月末の平日のみ実施 (夏休み・冬休み除く)。 参加費は、 運賃も含めて無料。

申し込みは、 実施月の前月15日まで。 同支社の総務企画課は 「より公共交通機関に理解を深めてもらい、 鉄道のファンになってもらえれば」 と話している。 問い合わせは、 同支社営業課 (TEL073・425・6104) まで。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif