2010年05月14日

00.社会

関電が加太小学校に「緑のカーテン」

市立加太小学校

「早く育ってね」と苗を植える子どもたち

窓全体に張り巡らせたネットに、 ツル植物を絡ませて窓を覆い室温の上昇と電気使用量を抑える「グリーンカーテン」の寄贈・植樹が13日、 和歌山市加太の市立加太小学校 (堀優子校長)で行われた。 関西電力(株)(森詳介社長)の環境への取り組みで、 環境意識啓発の一環で平成20年から各施設で行われている。

教室に設置される5年生や教職員、 保護者、 同社和歌山支店の社員約40人が参加。 主催者を代表して同営業所所長室長の近藤正人さんが「電気はなくてはならないものです。 しかし、 電気を使うということには地球温暖化という大きな問題がついてきます。 少しでも使用量を減らすために、 協力して下さい」と述べ、 松下太教頭は「地球は今、 悲鳴をあげています。 子どもや孫にすてきな地球を残すため、 環境を守っていきましょう」とあいさつした。

小学生の代表者は、 作業上の注意や植え方の説明を聞いた後、 作業開始。 5月にしては肌寒い曇り空の下、 手分けをしてゴーヤ8本、 ヒョウタン8本の計16本の苗を植えた。

植樹終了後、 同社職員による環境問題やエネルギーについての出前授業が行われ、 児童たちは、 水力、 火力、 原子力での発電方法などを学んだ。

手動発電機で発電体験をした、 山本祥万君 (10) は「あんな簡単に電気がつくれるなんて、 びっくりした。 ちょっと難しいことも多かったけど、 新しい発見がいっぱいあった」と話していた。
同支店では、 毎年県内4カ所の小学校にグリーンカーテンを寄贈している。





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