2010年05月17日

00.社会

勇壮に神輿おろし、和歌祭にぎわう

例大祭 「和歌祭」

和歌祭最大の見せ場 「神輿おろし」

紀州東照宮の例大祭 「和歌祭」 が16日、 和歌山市和歌浦地区で盛大に催され、周辺はお祭りムード一色に染まった。 最大の見せ場 「神輿 (みこし) おろし」 では男衆が威勢良く108段の階段を下り、 「行列渡御」 では子供連尺や舞姫、 百面など華やかな衣装に身をまとった800人が片男波海水浴場周辺などで演舞しながら歩いた。
【しんぽう写真館】和歌祭その1はこちらから
【しんぽう写真館】和歌祭その2はこちらから
【しんぽう写真館】和歌祭その3はこちらから

同祭は、 初代紀州藩主徳川頼宣公が父・家康公の霊を慰めるため1622年に始めた。祭りの冒頭にある 「神輿おろし」 は、 重さ2トンもある大みこしを100人の男衆が担ぎ、東照宮本殿から続く108段の石段を駆け下りる神事。 「チョーサー、 チョーサー」 と独特の掛け声とともに下り、 詰めかけた見物客からは大きな歓声が上がった。

行列渡御は、 東照宮を出発し、 和歌浦漁港から万葉館、 あしべ通りに至る約4キロのコースを3時間半かけて一周した。

子どもらがなぎなた振りや雑賀踊りなどを披露すると沿道から大きな拍手が送られ、 派手なメークをした百面が登場すると子どもたちは大泣きして大パニックに。 それでもお菓子をもらうと 「ありがとう」 と笑顔に戻っていた。

初めて和歌祭を見に来たという市内の井上節子さん (62) は 「よかっと~! 子どもらかわいらしい。 来年からは毎回来るわ」 と笑顔で話していた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif