2010年05月21日

00.社会

ステンドグラスでシャンボール城

ステンドグラスでフランスの世界遺産シャンボール城

優美なシャンボール城と石橋さん

和歌山市岩橋の石橋幸男さん (73) が、 ステンドグラスでフランスの世界遺産シャンボール城を制作。 同市友田町の近鉄カルチャーセンター・ギャラリーエスポワールで開催の教室展で、 生徒30人のランプやパネル作品約50点と共に初披露している。26日まで。

作品は幅2・3メートル、 奥行き1・5メートル、 高さ1・1メートルの大作。 城の写真と図書館で調べた平面図と立体図を基に自分で設計し、 3年がかりで仕上げた。

回廊と多くの塔を持つ同城の優美さを表現したいと色彩は抑えて上品に。 明かりをともすとブルーグレーのガラスがピンクになるなど変化するため、 光を通し確かめながら作業を進めた。 高さをそろえる苦労もあり、 「根気です。 精魂込めました」 と話している。

石橋さんはガラス関係の仕事に四十数年携わり、 ステンドグラス歴は20年になる。 同センターの教室講師ほか、 自宅のステンドグラス工房ROMANでも指導。 3年前にも大作、 イタリアの大聖堂を完成させた。

すでに次の構想もあるといい、 石橋さんは 「美しいものができたらうれしいし、 新しいガラスが呼び掛けてくるようで...。 ステンドグラスの魅力は色。 見て喜んでもらえたら」 と話している。





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