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良型のアユを釣り上げる男性 |
26日、 紀の川の下流一帯で一斉にアユ釣りが解禁された。 この日を待ちわびた愛好家らが、 夜明けとともに長さ7メートルほどの長い釣り竿を川の流れに沿って立てた。 紀ノ川漁業協同組合によると、 ことしは過去最高規模といわれた昨年同様に天然アユの遡上が良好。 養殖アユ放流量も1・2トンあり、 釣果が期待できるという。 アユ漁は12月末まで。
同日、 紀の川市の竹房橋ふもと周辺でも10人ほどの太公望が川に入り、 初日の釣りを楽しんだ。 天気はあいにくの曇り空。 肌寒い気温で水温も低く、 釣り人は 「今じゅうに寒いってどうよ。 アユ動かんから釣れんな」 と言いながら、 冷えた体を温めるため何度か川から上がっていた。 午前8時ごろからは少し気温が上がり、 15センチほどのアユが数匹釣れ、 釣り人たちはほっと胸をなで下ろした様子だった。
アユ釣り歴55年という、 紀の川市畑野上の会社経営、 平川富滋さん(67)は 「アユの引きが好きで川釣り専門です。 今後気温が上がってくれば釣果も上がるので、 川に近いので時間が空いたらちょこちょこ来ます」 と話していた。
同組合では8月22日、 竜門友釣り専用区で 「紀ノ川大型アユ釣り大会」 を開く。 定員は50人。 申し込みなどは同組合(TEL0736・66・9111)。
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