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県警本部交通指導課・交通企画課によると、 県内の飲酒運転の取り締まり件数が前年同期に比べて増加しており、 飲酒運転による事故もやや増加傾向という。
ことしに入って4月末現在、 県内の飲酒取り締まり件数は前年同期比48件増の167件(約4割増)で飲酒運転による事故は3件増の25件、死亡事故は昨年はなかったが、ことしは1件発生している。
飲酒運転による主な事故は、 和歌山市内で男性が運転する乗用車が工事現場に突っ込み、 作業員の男性2人にけがをさせたものなどがあり、 市内で2日間に追突や接触事故など3件発生したこともあった。
県警本部指導課は、「道路交通法改正で飲酒運転が厳罰化されると一時的に減るが、 時間がたつと増える傾向がある。 酒を飲むと安全な運転ができない。 事故につながる可能性も高いので、 会社や家庭などで飲酒運転をさせない環境をつくってほしい」 と呼び掛けている。
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