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あいさつする田原校長 |
紀美野町田の慶風高校(田原サヨ子校長)でこのほど、 創立5周年記念式典が行われ、 関係者ら約50人で節目の年を祝った。 同校は、 平成15年に廃校になった美里町立国吉小学校跡を活用し、 17年4月に開校した県内初の私立通信制高校。 会場には国吉小、 中学校の卒業写真なども飾られ、 出席者たちは当時を懐かしんでいた。
同校は昨年度まで狭域通信制で、 大阪と和歌山の2府県からのみ生徒を募集していたが、 今年度から広域通信制となり全国から入学できるようになった。 ことしは北海道などから約40人の学生が入学し、 計約120人が勉学やスポーツに励んでいる。
式典では、 田原校長が学校が作られたいきさつや思い出を振り返り、 広域通信制についても説明。 5年前の開校式と同様に県警音楽隊も祝いに駆けつけ、 人気グループ 「嵐」 のメドレーや懐メロヒット曲などを演奏、 来場者は手拍子を合わせて楽しんでいた。
田原校長は 「広域通信制になり、 全国から生徒が集まってきた。 和歌山の活性化を目指して定住してもらえるように、 慶風高校を10年、 20年と続かせていきたいです」 と話していた。 6月16日午後7時から和歌山市の七番丁のモンティグレ (ダイワロイネットホテル和歌山) で5周年記念パーティも行われる。
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05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
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