2010年05月29日

00.社会

樹齢500年、和歌山公園の神木治療中

和歌山公園の一の橋大門をくぐるとすぐに見えるクスノキ

樹木医らが樹高20・3メートルのクスノキに登って治療にあたっている

和歌山公園の一の橋大門をくぐるとすぐに見えるクスノキが現在大がかりな治療中。 推定樹齢500年ともいわれ、 至る所が弱っているようで、 樹木医が防腐・保湿処理を行っている。 治療は6月初めまで続くという。

クスノキは、 県の天然記念物で、 樹高は20・3メートル。 昨年は地盤改良を実施し、 ことしはかつて雷が落ちて樹皮がなくなり、 枯れた部分を補修している。 和歌山城管理事務所によると、 枯れた部分が原因で根が吸収した水分が樹木全体に行き渡っていない可能性があるという。 その影響か、 昨年は枝の一部が落下。危険なため設置していたベンチを一時使用禁止にしていた。

管理事務所は、 「これほど大きな治療は初めてかと思う。 神木なのでしっかりと守りたい」 と話している。





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